インプラントはどんなパーツでできている？

インプラントはどんなパーツでできている？

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インプラント治療とは

歯医者さんと聞くと痛い・怖いと言ったよくないイメージがあります。
また、歯磨きがきちんと出来てないと、厳しい指導を受ける事もあり、ちょっと痛いぐらいならと我慢してしまい、虫歯や歯周病が悪化してしまったりします。

そうこうしているうちに虫歯が進行し、抜歯しなければいけなくなったり歯槽膿漏になり、歯が抜けてしまったりします。
そんな時には部分入れ歯やブリッジなどで治療しますが、これ以外に天然の歯に近い状態に戻す治療法がインプラント治療です。

インプラント治療は歯が抜けてしまった場所の顎骨（歯槽骨）にインプラント（人工歯根）を埋込み、そこに人工歯を結合する治療法です。
顎骨（歯槽骨）にしっかりと固定される為、入れ歯と違い、固い物を噛んでもズレたり隙間にものが挟まったりする心配がありません。

完了までに6ヶ月近くかかってしまう事と、定期的なメンテナンスが必要なデメリットはありますが人気があり注目されている治療法です。

インプラントはどんなパーツでできているのか

インプラント治療は何種類かのパーツの組み合わせにより成り立っています。
1つ目はインプラント体です。
歯茎内の顎骨（歯槽骨）に埋め込まれるパーツをインプラント体と言います。
適切な位置に埋め込まれる事で歯根の役割を果たすもので、チタンを主素材にしている物が多いです。

インプラント体の表面は酸化処理・ブラスト処理等の加工がされていますが、製造メーカーによって異なります。

次はアパットメントです。
アパットメントはインプラント体と人工歯を結合させるもので、インプラント体上部に専用のネジで固定します。
素材はチタン合金・ジルコニアなどで、専用ネジはチタン合金が主となっています。

次に人工歯です。
上部構造と言う呼び方をする場合もあり、専用ネジでアパットメントと接合し、実際の歯の役割を果たします。
素材はセラミック系が大半で金属系のものもあります。

その他、最終の人工歯を取り付けるまでの間にはヒーリングアパットメント・ヒーリングキャップ・プロビジョナルレストレーションという仮に固定するパーツもあります。

それぞれのパーツがしっかりと役割を果たす事でインプラント治療後は天然の歯と変わらない状態に戻ります。
治療法・治療医院によっても、素材も違いますので治療前には医師とよく相談しましょう。